大学生・会社員から声優になるまでの流れをまとめてみると【おすすめ記事一覧】

高校生・大学生・会社員から声優になりたいと思って、声優になるまでの流れをまとめるた記事

・「私は高校生だけど今から、声優になりたい!」

・「本当は高校から目指したかったけど親が大学をでてけというから、大学生になった。でもやっぱ声優になりたい!」

・「もう就職して会社員だけどここから声優になることって可能なのかな?何をすればいいの」

 

そう思われているなら、このページで全ての疑問を解決することができると思います。

 

声優になる流れを簡単に言ってしまうと以下の4つです。

<1>とある○○な練習をする→

<2>専門か養成所に入る→

<3>オーディションに受かる→

<4>事務所に入る→

 

これが「基本的な流れ」で大学生でも高校生でも、社会人だろうと関係ありません。

 

声優になりたいと思ったら、

・学生だろうと、

・会社員だろうと、

基本的には養成所専門学校に通う必要があります。

これらは声の演技を学ぶ場所であり、未経験者でも学べる場で、「技術習得」にはこれらしかありません。

とある○○な練習って何?

しかし、養成所や専門学校に通う前に、できれば日常的にやっておくと有利なことがあります。

それが「筋肉について」です。

>【絶対にやること】声優の演技を支える場所は筋肉?どう鍛えるべき?

>【次に絶対にやること】感情表現の練習を常日頃から行なっていくべき理由とその方法9個

>【合わせて読むべき→】声優志望が度胸を鍛える必要性とは?オーディションのため?度胸の鍛え方

 

「その練習だけで声優になれないの?」と疑問に思うこともあるでしょう。

 

結論からいうと、物理的には可能ではあります。

なぜなら中には、一般人向け公募のオーディションも開催されているからです。

ただし、一般人向けのオーディションは当然ながら受ける方々が大勢いますので単純な倍率が高いですし、なおかつ採用者は声優志望者を一人一人しっかりとは見ません。

>【関連記事】一般公開のオーディションは難易度が高い?どれくらい?

逆に専門や養成所限定のオーディションの話が業界から密かに情報が入ることがあり、こちらはライバルが養成所ないか専門内となり、可能性は一般よりも高くなります。

 

<1>声優のスキル上達のため

<2>そこにしか来ないオーディション情報を得るため

 

この2つのために「専門」か「養成所」に入学する必要があるわけです。

人によっては、養成所も専門も2つとも通学する人もいるほどです。ただしお金は400万円以上もしますが。

「養成所」と「専門学校」の活用

では、養成所や専門学校はどう違って、どう良いのか?

また、「そこに入ったら何をするべきなのか?」よくわからないと思います。

そのための記事が以下になりますね。

>【比較】養成所と専門学校どう違って、どっち良いわけ?

>【合わせて読みたい!】就職活動が嫌になり声優になりたくて養成所に入った結果

>【さらに関係ある話】養成所に入って満足する声優志望者は失敗に終わる理由 

 

そして、専門学校や養成所に通ってオーディションを受けられるぐらいの実力になったとして、オーディションで受かるコツは何があるのか疑問に思いませんか?

早めに知っておいて、練習を重ねて対策を立てておくべきです。

>【詳細はこちら→】オーディションで落ちやすい人の5つの特徴

>【合わせて読みたい!】養成所・専門に入ったら日々何を考えてレッスンするべきなのか?

何も考えず言われたことだけやっていると、2年間はあっという間に過ぎてしまい、「私は一体何をやってたんだろう。」と活躍する同期を見て泣いて悔しがるはめになります。そんな声優志望者を私も何人か見てきました。

事務所に所属した場合

やっと念願の声優事務所に所属できたとします。

所属できてもいきなりプロとして本格的に活動できるわけではありません。

最初は「預り所属」になります。

>【詳細はこちら→】所属オーディションに合格して新人声優になっても「預かり声優」だと仕事が来ない理由

預り所属の状態で仕事が来たとして、何か爪痕を残さないと次に起用されるかはわかりませんよね?

じゃあ、どうやって声優としての仕事を取っていけばいいんでしょうか?

>【それはこっち→】収録現場で次の仕事を勝ち取る方法

 

また、声優事務所に所属すると、それまでは普通にできていたのに、不可能になってしまうことがあります。

>【詳細はこっち→】声優事務所に所属すると、同人活動はできなくなる?その理由

 

声優になるためには年100万円は必要

声優になるためには、専門学校か養成所に通う必要がありますが、1年の学費で100万円は掛かります。

この点、社会人で会社に就職している人は有利です。貯金に200万円でも溜まっていれば思う存分に声優を目指すことが可能だからですね。

現段階で100万円以上のお金の貯金がない場合は、お金を集める方法は現実的に2つになります。

 

<1>親を説得して学費の協力をお願いする。

<2>バイトや会社で働き貯金していく。

 

 

この2択が現実的です。

他に資金調達の方法がないというわけでもありませんが、ギャンブルや宝くじに期待しても散財するだけなのは説明するまでもないと思います。

スキルがそもそもあるなら、良いですが、一朝一夕で身につくものでもありませんし、そのスキルを鍛える時間と軍資金があるなら、声優になるための知識や技術習得に時間を回すべきです。

そして、貯金しないで入学して失敗するケースが声優志望者には多発しています。

>【こちらのこと→】「失敗」や「貯金」はどれだけ重要?声優の卵にありがちな失敗7選

 

また、年100万円をバイトで稼ぐにしても、ただ時給が良いだけのバイトはいくらでもありますが、せいぜい100円〜200円違うかどうかでしょう。

これでは時間を売り払ってしまっている事実は特に変わりません。時間を売り払って労働で稼ぐのがバイトでしょ?と思われるかもしれませんが、それだと困るのです。

 

バイトしているうちに声優としての適齢期を過ぎてしまう危険性すらあるわけなので。

>【合わせて読みたい!】声優としてプロデビューするのに年齢・学歴はあるのか?

 

そのため、バイトをしながら、同時に声優の能力向上に繋がるバイトが一石二鳥で、合理的な選択となります。

>【詳しくはこっち→】声優志望者がやると声優スキル上達にも役に立つアルバイトの一覧

親の理解が得られず親からは資金援助のお願いは厳しい場合もあるでしょう。

その場合は、資金集めの方法<1>と<2>の両方を実践してください。

 

親には全額ではなく半額か、無理なら3分の一を出してもらうようにお願いします。残りの資金は自分がバイトで稼いでなんとかするからと。

この方が親相手に本気度が伝わりやすいです。

なおかつ努力する意思があなたにあり、お金を無駄にしない根拠を提示できれば、よほどの頑固オヤジでない限り資金援助を受けられるでしょう。

しかし、声優事務所に所属できると、資金集めとしてやっていたバイトと、会社に勤めていた場合は、それらをやめなくてはならない場合があります。

その理由は「突然収録や仕事が入ることがあるから」です。

声優事務所に入ってからは突如、仕事が入っても問題のない副業をしておく必要があります。

>【詳細はこっち→】声優志望者がレッスン費用を稼ぐための副業が凄い?副業5個

お金を貯金する重要性は実は他にもある

お金を貯金しておく必要があるのは、何も専門や養成所に通うためのお金だけが必要経費ではありません。

声優のほぼみんなが持っていると言われている勉強になる本がいくつかあります。

>【詳細はこっち→】声優はほぼ全員が持ってるNHKアクセント辞典を志望者はどういう使い方をすべき?

>【合わせて読みたい!】社会人の声優志望・声優なりたての人が持っておくと良い持ち物4つ

それらの購入を渋ると、それだけで「向上心の強い同期の声優志望者」はすぐに購入し、自分の力に昇華させていってしまうので、同期にも劣ってしまいます。

この点からも、やはり100万円以上の資金は必要です。

番外編

声優として、今活躍している人はどんな努力をしてきたのか?

田村ゆかりさんを例に解説してみました。

【詳細はこちら→】田村ゆかりさんはどうやって声優になったのか?
 

このサイトに寄稿していただいている声優さんで、大学でサークルを作ってそこから声優になるまでのきっかけを作り出した方もいらっしゃいました。

これはかなり稀な例ですが、こういった事例もあるのだと勉強になりますよ。

【合わせて読みたい!】大学でサークルを作って声優デビューは目指せるの?