人気アニメやゲーム、映画の吹き替え等の影響により、
声優に興味を持たれる方も増えてきたようです。
では、声優になる為にはどうすれば良いのでしょうか。
ほとんどの場合、まずは声優養成所もしくは専門学校に通うことになります。
中には例外的なものもありますが、
申込書を送付し、オーディションを受け、書類選考の後に合否が確定するのが一般的なようです。
合格をすると、発声や演技の基礎から学ぶことになり、
発声練習はもちろん、台本を使ってセリフや演技の練習をすることになります。
また、意外なところではリズム感を養う為に、ダンスも授業に組み込まれていたりします。
腹式で発声をし、聞き取りやすい声を作るために、
腹筋も鍛えなければならないので、
実は意外と体力も必要となっています。そのため、空いた時間があればカラオケのフリータイムで6時間練習したり、
ランニングで体力を付けたりするのはとても重要になってきます。
スクールに通う前に、中学や高校で演劇部に所属するなどして、
演技の勉強をしておくと有利かもしれませんね。
基礎的なレッスンが終わると、今度は実践的な授業になるのですが、
実践科へ進級する為にはオーディション形式を採用しているスクールが多いようです。
オーディションに合格すれば実践科へ進めるのですが、
落ちてしまうと再び基礎レッスンへ逆戻りです。
実践科では新たに台本の見方やマイクの使い方、用語の勉強や実習が入ります。
複数名でのセリフの掛け合いも入り、
スタジオ設備を使用しての実際のアフレコを模した状態でのレッスンもあり、
いかにも声優らしくなってきます。
大抵のスクールは1年で卒業となりますが、
卒業したら即声優になれる訳ではありません。
声優プロダクションのオーディションを受け、見事合格すれば晴れて声優の誕生です。
その後は所属プロダクションの紹介や、オーディションに合格するとこにより、
職業としての声優生活がスタートです。
養成所はそんなに甘くない?
プロ声優になるための近道と言ったら、やはり養成所が一番です。
有名声優の方々の経歴を見れば分かりますが、養成所出身という人は断トツに多いです。
何処の養成所に行けばいいか悩んだら、尊敬していたり好きな声優さんがいた養成所を選ぶというのもアリだと思います。
有名声優が出ている養成所の数というのは、実はそんなに多くはありません。
実績重視で選ぶなら、あとは自分次第です。
お金が余りかからないところ、自分の家から通いやすいところ、決め基準は人それぞれです。
アルバイトをしながら頑張って通っている人もたくさんいます。
ただ、1つ言えるのは、東京に出てこないと大変だろうということです。
昨今の声優ブームの所以かは分かりませんが、声優の基礎を学べるところはたくさんあります。
ですが、実績というのを考えるとまだまだです。
地方で頑張るということも出来ないわけではないと思いますが、ライバルがたくさんいるところで切磋琢磨したいと思ったら、やはり東京に出てくるべきです。
声優という職業は今や大人気で、養成所に入ったとしても声優になれる保証はありませんし、なったとしても声優の仕事で食べていける人は本当に一握りです。
ですが、声優になったら後は自分次第です。
声優になるまでは、何処に行くか、どういうレッスンを受けるかで決まります。
まず普通は、養成所に行かないと話しになりません。
養成所に行って、人の多さに愕然とするかもしれません。
ですが、そこで勝っていかなければならないのです。
声優志望業界は戦国時代。まさに差別化がめちゃくちゃ大事!
現在戦国時代とも言われている職業がプロの声優という仕事です。
アニメや吹き替え、ナレーターなどその活躍は様々な場所で行われていますが
、世間で認知されるような声優はほんの一握りだと言われています。
現在声優になりたい人は過去最高とも言われる人数がいるわけで、
その中から頭一つ抜けるのは容易なことではありません。
ではどのようにして世間で認知してもらうのかですが、
最近ではユーチューブなどの動画配信が簡単に行えるようになりましたから、
それを利用したブランディング、価値の向上を図ると良いのではないでしょうか。
いくら自分自身の声に自信があっても、それが世間で認知されなければ宝の持ち腐れと言えます。
「声に自信がある=声優になれる」ではないからです。(ここが重要です。)
声優業というのは言い換えれば「キャラクタービジネス」です。
声劇ができて、容姿がそこそこ良くて個性が際立つ。(または誰かの引き立て役になったり)などの、
キャラクターとしての売り込みが最近では一般になっています。劇の練習して演技が上手いだけでは、
セールスポイントにはなりません。そんな人は五万といるからですね。
ですから動画配信などを有効利用して、まずは世間に自分の声を届け聞いてもらう必要があるのではないでしょうか。
ネットは世界中に繋がっていますし、どこでだれが見ているか分かりません。
声をあっ邑し続けることで徐々に世間にも認知されていくでしょうし、
それが今までにないオンリーワンの個性的な声だった場合、誰かの目に留まると言うこともあるかも知れません。
実際にネットからデビューしたアイドル、お笑い、役者なども数多くいるわけですから、
声優もネットからというのは決して夢物語ではないでしょう。
自分の声を印象的に世間に認知させるかは、自分の持っている個性を認知させることと同義だと言えますから、
動画配信を上手に使ってまずは自分自身の存在をアピールすることから始めると良いのではないでしょうか。
人真似ではなく自分の個性をアピールすると言うことを重点的に行うと良いでしょう。