【口コミ・評判】声優になりたくて私も「放送芸術学院/大阪アニメーションスクール」に通った経験

一昔前までは「声優」を目指していると言うと、こう思われてました。

 

「どこかオタクっぽい。」

「暗そう…」

というイメージを抱かれる事が多かったです。

 

私も同じくアニメが大好きで小学生の頃に「声優」という職業を知り、高校を卒業するまで夢見ていましたが、友達に話すのはどこか気恥ずかしくて、家族や本当に仲のいい友達にしか話してはませんでした

 

私も声優を目指し出し、「放送芸術学院専門学校/大阪アニメーションスクール」というところに通い出しました。

 

余談ですが放送芸術学院専門学校は、天満音楽祭の会場の一つでもあるのですが、この天満音楽祭が面白くて、軽音楽にゴスペルやジャズなど音楽のジャンルを問わないで30会場にて行われる音楽祭のことです。

 

面白いのが、1500円でカラオケに参加することも可能ですので、ここで発声練習や度胸試しをするのも有効ですよ!

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オタク文化が認められたから声優も

声優を目指す人が増えた要因に世間一般にオタク文化が認められてきた。

というのも、大いに関係していると言えるでしょう。

また昔は声だけを求められていた声優もいましたが、最近ではビジュアルも重視され、声優もどんどんアイドル化してきて歌番組などで声優が歌う姿も見られるようになりました。

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じゃあ、声優になるためにやることは?

では、実際に「声優」になるにはどうしたらいいのでしょうか?

私も最初はどうすすればいいのか悩みました。

 

でも、やはり、窓口は「専門学校」です。

事務所が経営する付属養成所に入所するという手もありますが、事務所側も受け入れる訓練生をいつかは自社で売り出して行きたいと思っています。

 
そのため養成所に入るのに「オーディション」が必要な所が多くあります。

 

しかし、一般の高校を出ただけだったり、今まで普通の会社員しかしていないような場合には、養成所のオーディションでさえ結構な高い壁だったりするわけです。

そこで、まず養成所に入るための登竜門として専門学校に入るのも一つの手になっています。

養成所の存在よりも専門が身近だった

私が声優を目指した当時は養成所という物があることさえ知らずに「放送芸術学院」に入学しましたが、結果としてこれは非常に良かったと思います。

人前で話すことをゼロから手取り足取り教えてもらい、2年生を終える頃には、各事務所のオーディションを受ける事が出来ました。

 

全く何も分からない若造がオーディションをこなせるまでに成長できたのも専門のおかげでした。

 

ただ、できれば人前で話す特訓は専門学校に入る前から行なっておいて慣れておくとより、演技の練習に身が入ります。

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そもそも放送芸術学院専門学校って何?

放送芸術学院専門学校は専修学校です。旧校名では「放送芸術学院」といいます。

創立は1986年で創立者は馬場恵一という方で、大手制作プロダクション「東通」が、放送業界の人材育成を目的に創立しました。

1998年に大阪アニメーションスクールを開校。
しかし、このときは「放送芸術学院」と「大阪アニメーションスクール」は2つとも校舎が共通でした。

2012年4月に天満橋の新校舎に「放送芸術学院専門学校」と「大阪アニメーションスクール専門学校」にそれぞれ改名しました。

大阪アニメーションスクールの方には「声優科」が存在します。

大阪アニメーションスクールはどこにあるの?

大阪アニメーションスクール(略してOAS)は「大阪府北区天満橋1丁目5ー9」にあります。

学科は「声優科」と「クリエイティブデザイン」の2つで、「声優科」にはアイドル声優コースとアニメ声優コースなど、細かく分けられているのが他の専門学校と比べると大きな特徴です。

 

ちなみに、放送芸術学院専門学校の方には以下の3つのコースが存在しています。

 

<1>メディアクリエイト科

<2>スーパーメディアクリエーター科

<3>タレント科

 

この3つが現在あります。

こちらには、声優科はないので声優志望者はおのずと大阪アニメーションスクールに通うことになりますね。

有名な声優もゲストで参加してくれることも?

放送芸術学院専門学校と、大阪アニメーションスクール(OAS)には、オープンキャンパスには有名な声優さんがゲスト参加する場合もあります。

以下の3つが、その一例です。

 

・2017年4月9日には声優の白井悠介さんが。

 

・2018年5月21日には小野友樹さんがアフレコ指導に。

 

・2018年3月26日には、オープンキャンパスに柿原徹也さんがゲストで参加。

 

卒業生にはこんな著名人がいる?

声優として活躍している卒業生には以下のような著著名人もいます。

・西口杏里沙(アクロス エンタテインメント)
・せいじろう(Actor-noix アクトルノワ)

 

・今村彩夏(WITH LINE)
・沼田祐介(青二プロダクション)
・村上喜紀(アクロスエンタテイメント)
・竹内良太(アーツビジョン)

 

・松井尚吾(81プロデュース)

・石川英郎(青二プロダクション)
・鈴木雅之(オフィス野沢)

 

 

他にも、ラジオのDJとして活躍している方もいらっしゃいますね。

・小早川秀樹(ラジオのDJ)
・豊田穂乃花(ラジオのDJ)
・みぃ(ラジオのDJ)

新人発掘プレゼンテーションがある

新人発掘プレゼンテーションがここにはあり、東京や大阪から、およそ50社を超えるプロダクションの方々が来校することもあるので声優事務所へアピールできるチャンスも大きいです。

講師陣に有名な声優がいる

講師陣にも有名な声優さんががいます。

 

・サザエさんのマスオ役の増岡弘さん。

・マーベルのアベンジャーズにも出ている「ドクターストレンジ役」の三上哲さんも。

・藤原啓治さんが代表で経営しているAIRAGENCY所属の声優が直接指導してくれます。

(注意なのは藤原啓治さんが来るわけではありません。)

 

 

渋目な三人ですね。

体験入学にはシャトルバスも出る?

体験入学をする場合、無料のシャトルバスが用意されています。

2日前までにWEBから予約することで指定の駅から無料送迎してもらえる特徴があります。

 

対応している県は、

 

<1>岡山県<2>広島県

<3>徳島県<4>香川県

<5>愛媛県<6>高知県

 

 

の6つになります。

専門学校に入学してからの闘い 

ここからは文字通りの闘いが始まります。
といっても、クラスメイトという名のライバルと火花を散らす戦いではありません。自分との闘いです。

レッスン内容は厳しいものが多く、初心者の私はついていくのでもやっとでした。

 

 
これからは日本人なら誰でも出来る日本語を読んで喋って、お金をもらえる様にならなければなりません。

それは日本語のプロフェッショナルになることに他ならないです。

なので、日本語の読解力や日本語の勉強はなんだかんだ役に立ちます。

→【あわせて読みたい】台本の読解力はどこまで必要でどうやって鍛えるの?

発声や滑舌が大事な理由

これも日本語のプロフェッショナルであるなら当たり前の事になるのですが、もう一つ。
声優のお仕事は自分の声を録音して終わりではありません。

 

その声がアニメに乗って、キャラクターとして生きて、セリフを電波を通じて視聴者に届かせます。
つまり、視聴者に届いてなんぼなのです。

物語の中でとても大事なセリフを主人公が喋っているのに、その内容が伝わって来なければ本末転倒とも言えるでしょう。

 

これはアニメだけに言えることではありません。
その為にも発声・滑舌はプロの声優には絶対に欠かせないものです。

声優になるということは誰かの「憧れ」になること

声優を目指している時、こんな声優さんみたいになりたい!

と思ったことは1度くらいあるはず。

 

 

・「神谷さんみたいなイケメンボイスになりたい!」

・「水瀬いのりさんのような透き通った声で演じてみたい!」

・「東山奈央さんみたく、色々なキャラを演じられるようになりたい!」

 

 

こんな感じに声優さんを憧れることはよくあるでしょうし、それが最初のきっかけや2つ目のきっかけになったりしているはず・・・。

でも、あなたも声優になるという事はいつかは誰かの「憧れ」になるかもしれません。

今のままの自分で、その誰かの憧れになれるのだろうか?

 

どの声優さんでも絶え間ない努力が前提で、現在の活躍があります。

 

憧れることも学ぶ上で必要ですし、声優になろうとする原動力として必要でもあります。

これは間違いありません。

 

ですが、声優になろうと決意したのであれば、あなたが憧れられる存在になるような思考に至らないとはいけませんよね?

 

「演技するのが恥ずかしい!」

「大声を出すことができない!」

このような悩みやコンプレックスは養成所や専修学校に入る前から乗り越えておくことは全然可能です。

 

養成所や専修学校に入ってからやろう。は「明日から本気だす!」と同じことです。

結局やらずにもっと最初からやっておけば・・・と後悔するハメになってしまいます。放送芸術学院に入学してみて私がそう感じていました。

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声優になりたい気持ちは爆発させるべき

最後になりますが、私自身も小学生の頃から声優を目指して高校卒業後すぐに専門学校に入学しました。

情熱だけは持っていましたが、専門学校選びは深く考えておらず、友達が行くと決めた学校に「じゃあ、自分も」というぐらいの動機でした。

 
学校については特に調べずに入学しましたが、声優としての勉強はもちろん、その他の経験も学生生活を通して今の自分をつくりあげていく上で大変貴重な物でした。

 
将来の見通しが立ちにくい不安な職業な事は否定できません。

でも、やらないで後悔するぐらいなら1度飛び込んでみないと諦めは絶対につかないはずです。

 
自分自身がまさしくそうでした。声優を目指そうとしていなかったら今の後悔のない生活はありえません。

それに、1度しかない人生です。

ぜひ夢に向かって努力してみて欲しいと思います。

 

その努力は無駄になりませんから。