【声優が辛口評価】養成所のアトミックモンキー声優演技研究所の学費や講師はどうか？【口コミ・評判】

アトミックモンキー声優・演技研究所は、声優事務所アトミックモンキーの付属養成所です。

アトミックモンキーは、声優の杉田智和さん（銀魂：坂田銀時役）、ラジオや司会で活躍中の鷲崎健さんも所属されています。

幅広いジャンルの人が所属しているアトミックモンキーですが、養成所では一体どのようなレッスンがおこなわれているのでしょうか。

アトミックモンキー声優・演技研究所の良い点

アトミックモンキー声優・演技研究所の良い点からご紹介します。

年6回のプロダクション審査

アトミックモンキー声優・演技研究所は、年6回のプロダクション審査を実施しています。

オーディション形式で2回、ボイスサンプルを用いた録音審査が4回です。

他の養成所と比べて、事務所にアピールできるチャンスが多いです。その為、アトミックモンキー声優・演技研究所では、飛び級制度も設けています。

実力が認められれば、ランクが高いクラスや即所属することができます。

あの人気声優が専任講師となって直接指導

アトミックモンキー声優・演技研究所は、専任講師が現役の人気声優2人＋脚本家が担当します。

関智一さん（ドラえもん・スネ夫役）、長沢美樹さん（それいけ！アンパンマン・クリームパンダ役）、小林大祐さん（「小金丸大和」名義で制作・脚本）の3名です。

特別講師はあっても、専任で毎週教壇に立つのは珍しいほど第一線で活躍している方々です。

「今」の声優業界について、色んな技術を身に付けることができます。

週1回2時間半レッスン！舞台公演もあるので演技力が上がる

アトミックモンキー声優・演技研究所は、2～3年ほどで所属できます。所属するまでの流れは、大体2パターンあります。

研究クラスとは、入所試験で優秀と判断した生徒のみ入ることができるクラスです。

入れなかった生徒は、2年間研究所に通う必要があります。その後オーディションを受けて、ゼミ科に進級するか所属する形になります。

研究2年次には、舞台公演もおこなわれます。関さんと長沢さんは、劇団ヘロヘロQカンパニーの劇団員なので、舞台実習に積極的なのも特徴です。

多くの卒業生が活躍している

アトミックモンキー声優・演技研究所は、すでに多くの卒業生が活躍しています。

過去に所属していた小野友樹さんや西田望見さんも養成所出身者です。

新人でも実力さえあれば、現場に出られるチャンスがあるというのがよく分かります。

アトミックモンキー声優・演技研究所の惜しい点

実力と自身の頑張りが認められれば、最短1年で所属が可能といわれるアトミックモンキー。しかし、調べていくうちに惜しい点も出てきました。

クラスが多すぎる

まず募集要項を見ると、「A～Hクラス・定員各20名ずつ」となっています。研究クラス含めて、なんと8クラスもあります。ライバルは160名もいます。

その中から、ゼミ科に進級できる人は多くても20名程度。進級できなかった場合は退所となります。

未経験者も多く集まっているとはいえ、少し人数が多すぎます。

事務所の運営資金目的であえて多くの生徒を取る養成所もありますが、アトミックモンキーもその養成所の１つと疑われても仕方がないでしょう。

HPに学費が記載されてない

アトミックモンキー声優・演技研究所のHPには、学費が明記されていません。資料請求しなければ、正式な学費や受験料が一切分かりません。

ちなみに2018年度は

ゼミクラスは正式な掲載はされていませんが、こちらも388800円（税込）のレッスン代がかかるようです。各学費は全て一括納入のみの受付で分割払いなどもない様子です。

週1回2時間半で約40万…。他の事務所でいう「準預かり」に相当するゼミ科でも同等のお金がかかる…。

声優として色々専門や養成所の様子を聞いてきましたが、アトミックモンキーはお金がかかる養成所という印象を持ちました。

舞台も積極的にこなす声優になりたい人はアトミックモンキー声優

アトミックモンキー声優・演技研究所は、すでに多くの人気声優を輩出しているので実績があります。

関さんや長沢さんのような、現役バリバリの声優に教えてもらえるのも特徴です。

このような場合には、アトミックモンキー声優・演技研究所はアリな選択肢になると思います。