【声優が説明】代永翼さんも卒業の養成所スクールデュオってどうなの?【口コミ・評判・詳細】

声優がスクールデュオがどんな養成所か解説

スクールデュオは、大御所声優内海賢二さんが設立した賢プロダクションの付属養成所です。

 

現在は、妻の声優の野村道子さんが代表を務めています。

 

主な卒業生は、

・甲斐田裕子さん(外画「ブラックリスト」:エリザベス・キーン役)
・伊藤静さん(美少女戦士セーラームーンCrystal:セーラーヴィーナス役)
・代永翼さん(大きく振りかぶって:三橋役)

たくさんの有名声優が所属しています。

 

実績が高い声優事務所ということもあり、毎年たくさんの受験者が集まるといわれているスクールデュオ。一体どのような養成所なのでしょうか。

スクールデュオの良い点

まずは、スクールデュオの良い点からご紹介します。実績が高い養成所ならではの、特別なカリキュラムが組まれていました

週1回3時間クラスのみ!誰でも通いやすい

スクールデュオは、所属までに基本は3年間かかります。1年目は基礎クラス、2年目はレギュラークラス、3年目はアッパークラスという流れです。

 

週1回3時間レッスンなので、社会人でも通いやすいのも特徴です。基礎クラスとレギュラークラスは、1クラス20名ほどで2クラス制となります。

 

毎年進級オーディションが開催され、不合格になった人は退所になります。特にアッパークラスは、毎年多くても15名ほどしか進級できません。

アッパークラスになると現場にいけるチャンスが増える

アッパークラスは、いわば「事務所所属候補」の生徒です。事務所のマネージャーと会う機会が増えます。

 

その為、オーディションなど現場に行くチャンスが多くなります。

 

飛び級制度で即事務所所属もあるようですが、ほとんどはアッパークラスで自分をアピールする形になります。

夏季集中合宿声優講座が開催される

スクールデュオは、普段レッスン見学をおこなっていません。

 

その代わり、8月に岐阜県宮川村で、2泊3日の夏季集中合宿声優講座に参加することができます。これが体験入学という形になります。

 

レギュラークラスの生徒も、夏季集中合宿声優講座のカリキュラムが入っています。

 

合宿では、声優になる為に必要な表現力やコミュニケーションスキルを身に付けることができます。どうやら人形劇もやるみたいですね。

 

参加費は、49300円(税込)。現地集合だと、41000円(税込み)になります。

 

スクールデュオの講師にがっつり教えてもらえるので、一度検討してもよいでしょう。

学費が安い

スクールデュオは、基礎クラスとレギュラークラスで学費が違います。

 

・基礎クラス:入所金6万円・学費24万
・レギュラークラス:入所金6万円・学費34万
・アッパークラス:3か月ごと69000円

 

他の養成所だと、入所金10万越えは当たり前のようにあるので、とても良心的な価格設定なのが特徴です。

スクールデュオの惜しい点

厳しいながらも、愛あるレッスンが受けられる印象が強いスクールデュオ。次にスクールデュオの惜しい点をご紹介します。

入所が厳しい

スクールデュオは、多くの人気声優を輩出しているので実績が高い養成所といえるでしょう。

 

賢プロダクションも仕事の幅が広いので、「アニメの仕事がしたいのに全然来ない…」などといった心配がありません。

 

その為、スクールデュオは入所試験が厳しいといわれています。

 

基礎クラスならまだしも、レギュラークラスになると毎年多くの希望者でごった返してきます。

 

未経験者でも受かりやすい養成所も多い中、スクールデュオは経験者でも入所できないほど狭き門となっています。

「習いに行く」より「アピールしに行く」場所

スクールデュオに入所できたとしても、ここからもっと上手くなって講師にアピールしなければいけません。

 

しかし、限られた時間の中で、「教えてもらおう」という感覚で受けていては、いつまでたっても上達しません。

 

ハイレベルな争いが予想されるスクールデュオは、レッスンは「習いに行く」より「アピールしに行く」という考え方で通ったほうが良いでしょう。

 

スクールデュオは、初心者向けにレベルを下げるようなことはしません。例え未経験者でも、なんとかレッスンに食らいつく根性がないとやっていけません。

ハイレベルのレッスンを受けたい人はスクールデュオがおすすめ

スクールデュオは、入所からレッスンまで未経験者にキツイ内容となっています。

 

しかし、賢プロダクションは「個性」を大事にする事務所なので、自分の中で武器になる個性を持っていたら所属できるチャンスはあります。

 

・色んな仕事のジャンルをやってみたい
・厳しいレッスンを受けて自分を奮い立たせたい
・学費を安く抑えたい

 

このような場合にはスクールデュオは選択肢に入れても良いでしょう。