【声優が辛口評価!】東京認可の東京アニメ―ションカレッジの学費?評判とは?【口コミ】

東京アニメ―ションカレッジは、CATグループが運営する声優・アニメーター・漫画家を育成する専門学校で、現在は東京校と大阪校で開校しています。

 

また東京都認可の専門学校にもなっているので、学割や定期が利用できるのも特徴です。

 

ここ最近では、卒業生の活躍が目立ってきた東京アニメーションカレッジ。今回は、その魅力や惜しい点をご紹介します。

東京アニメーションカレッジの良い点

東京アニメーションカレッジの良い点からご紹介します。今時めずらしい3年制のコースがあったり、国内屈指のオーディション数を誇る点に魅力を感じました。

声優コースが全部で5つも

東京アニメーションカレッジは、全部で5つのコースから選択できます。

 

・総合声優コース

・アニメ声優コース

・アニソン声優コース

・声優舞台コース

・声優アニメカルチャーコース

 

 

総合声優コースは3年制なので、未経験者や自信が無い人も時間をかけてじっくり学ぶことが可能。その他4つのコースは2年制となっています。

 

また各コースで学ぶ主な内容は以下の通りです。

 

 

・声優基礎(発声・滑舌)

・演技実習(演技基礎・舞台発表)

・文章実習(台本の読解力)

・アナウンス実習(アクセント・話しことば検定対策)

・ボーカル実習(コーラス)

・ダンス実習(ダンス)

 

2年次になると、アニメやアフレコ実習を実施。アニソン声優コースになると、ボーカルメゾットやボーカルユニット、声優舞台コースではステージ基礎などが加わります。

 

さらに声優アニメカルチャーコースではアニメ・イラスト制作なども行うようになり、バリエーションが豊富。

 

このようにジャンルを問わず学ぶことができるのが魅力的なんです。なお授業は9:30から2~4コマほどで、週5日制となっています。

80社の声優事務所による校内オーディション

東京アニメーションカレッジの特徴として、80社以上もの声優事務所のオーディションを受験できる点があります。

 

 

・81プロデュース

・マウスプロモーション

・大沢事務所

・アトミックモンキー

・ステイラック

 

 

このような大手声優事務所が、わざわざ来校して自分たちの演技を審査してくれるわけですから、生徒は一層やる気が出ますよね!

 

東京アニメーションカレッジの卒業生を見ていると、81プロデュース所属の声優が多いので、学校と事務所の繋がりの深さがうかがえます。

 

もちろんオーディション対策として模擬面接など実施されるので、一人で抱え込む心配もありません。

活躍する声優も出てきた

現在の高田馬場の校舎に移転して30年近く経ちましたが、最近活躍する声優が出てきたように感じます。

 

・本泉 莉奈さん(81プロデュース):「HUGっと!プリキュア」キュアアンジュ/薬師寺さあや役

・佐藤あずささん(マウスプロモーション):「プリパラ」シリーズ/緑風ふわり役・ファララ・ア・ラーム役
・高橋 信さん(アトミックモンキー):「まじもじるるも」柴木耕太役

 

ここまで活躍する声優が出てきた理由として、多彩なカリキュラムを学ぶことで自分に合った声優像を確立できたことが挙げられるでしょう。

 

また他の専門学校と比べて最新設備が充実しているのもポイントで、時間帯によっては教室の無料貸し出しも行っています。

学費はまあまあ高い

東京アニメーションカレッジの学費についてです。全て税込となります。

 

・入学金:10万円

・学費/実習費:120万円

・教育充実費:5万円

・教材費:8~10万円

 

教材費は学科によって金額が違うのでなんとも言えませんが、1年次でMAX145万円が必要という計算になります。2年次になると、学費は128万2000円。

 

声優総合コースの人は、3年次の学費も同金額となります。

 

もちろん分割方法も可能ですし、教育ローンなどを組むことも出来ますが、決して安い金額ではありません(3年制は特に)。

 

とはいえ設備の充実度と声優オーディションの多さを考えると、まあ妥当な数字といえるでしょう。

東京アニメーションカレッジの惜しい点

卒業生の活躍が目立ってきた東京アニメーションカレッジ。次に、惜しい点をご紹介します。

卒業後は養成所経由で事務所所属になる人がほとんど

80社もの声優事務所のオーディションが受けられるのが大きな魅力のひとつといわれる東京アニメ―ションカレッジ。2018年卒業生の業界進出率は100%という驚きの数字です。

 

しかし、声優になる苦労をそれなりに知る私には、この「100%」という数字に違和感を覚えます。

 

よくよく調べてみると、この「業界進出率」というのは「付属養成所や別の声優養成機関に入所した人」も含まれていることが分かりました。

 

つまり、声優オーディションを受けた人全員が、卒業後に事務所に所属したわけではないのです。

 

実際に、先ほど紹介した佐藤あずささんは、マウスプロモーションの付属養成所を経由して所属しています。

 

どのくらいの割合で所属しているのかは不明ですが、口コミや評判を見る限りあまり多くはないようです。

 

年齢的に早く声優になりたい人には、ちょっと難しいかもしれませんね。

アニメにこだわらず色んなジャンルを学びたい人は東京アニメーションカレッジがおすすめ

東京アニメーションカレッジは、多彩なコースの中から自分に合った声優スタイルを見つけることができるカリキュラムとなっています。

 

オーディション数も多く、卒業生の活躍も目立ってきたので、これから注目される学校となっていくことでしょう。

 

まとめると、

 

・未経験者でどのジャンルの声優が合うのか分からない

・最新設備を自由に使いたい

・1つに絞らず色んな声優事務所のオーディションを受けまくりたい

 

 

このような場合には、東京アニメーションカレッジは選択肢に入りますね!