【声優が辛口評価】シグマセブン声優養成所の学費や講師はどうなの？【口コミ・評判】

シグマセブン声優養成所は、大手声優事務所「シグマセブン」と「シグマセブンe」の付属養成所です。

元々業務形態だった声優スクールを、2010年よりシグマセブンが運営を始めました。割と最近の話なのが以外ですね。

シグマセブンは、若本規夫さん（サザエさん：アナゴ役）や中村悠一さん（おそ松さん：カラ松役）、井上麻里奈さん（進撃の巨人：アルミン・アルレルト役）が所属しています。

ナレーションに強い声優事務所といわれるシグマセブン。

シグマセブン声優養成所では、どんなレッスンがおこなわれているのでしょうか？

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シグマセブン声優養成所の良い点は？

シグマセブン声優養成所の良い点からご紹介します。養成所ならではの利点がたくさん見つかりましたよ！

シグマセブン声優養成所は、最長2年間在籍できます。1年目は、週3日で1日3時間レッスンをおこないます。

発声や演技などの基礎練習はもちろん、ナレーションやアフレコ、歌やダンスまで幅広いスキルを身に付けることができます。

またシグマセブンは、礼儀にとても厳しい事務所です。その為、養成所の段階から礼儀作法や一般常識も学ぶことができます。

1年間基礎科で学び進級オーディションに合格した人は、専科でもう1年学ぶことができます。

2年目になると週2回に減りますが、専用スタジオを使ってより実践的な内容になります。

2年間でほぼ同じ講師が担当します。他の養成所だと、毎年講師が変わって一から関係を築き上げなければいけない場合がほとんどです。

しかし、シグマセブン声優養成所は、2年間通して自分たちの成長を見守ってくれるのです。

2010年から本格的な養成所運営が始まりましたが、すでに数多くの卒業生が活躍しています。

「ソードアートオンラインオルタナティカブガンゲイル・オンライン」のトーマ役の森永千才さん、「ALL　OUT‼」の祇園健次役の千葉翔也さんが、シグマセブン声優養成所の出身者です。

はっきりとは記されていませんが、「シグマセブンe」は新人が入る事務所で、そこで活躍した声優はシグマセブンに移籍できるシステムのようです。

シグマセブンeからシグマセブンに移籍した声優は、西明日香さんや大亀あすかさん、瀬戸麻沙美（ちはやふるの主人公役）さんが有名でしょうか。

しかし、この方たちは、「シグマセブン声優オーディション」の合格者です。

合格後、すぐに事務所所属になっているので、残念ながら養成所出身者ではありません。

シグマセブン声優養成所は、限られた時間の中でも声優の技術を学ぶことができます。

しかし、良い点があるということは、惜しい点もがあるのも事実。

次に、シグマセブン声優養成所の惜しい点をご紹介します。

シグマセブン声優養成所の基礎科は、1クラス25名の3クラス制です。

専科では1クラスに絞られるので、進級オーディションに合格できるのは25名ほど。残りの50名は、1年で退所することになります。

専科で1年間学んだ後、オーディションを受けて合格した人のみ事務所に所属できます。2018年は、シグマセブン声優養成所から7名所属しています。

75人中7名しか選ばれないので、競争率はかなり高いといえるでしょう。

シグマセブン声優養成所は、他の養成所でありがちな週1コースがありません。週3コースのみ（専科は週２）となります。

アルバイトで生活費を稼ぎながら通う人、正社員で働く社会人や大学生は、シグマセブン声優養成所との両立は大変かもしれません。

もちろん欠席は許されません。アルバイトを優先してレッスンを遅刻した生徒に、講師が激ギレしたこともあったそうです。

そのため、遅刻も欠席も絶対にできません。そういった意味ではバイトや仕事との両立は困難でしょう。

あらかじめバイトや仕事をしていおいて、貯金がある程度あれば問題なく生活できます。

しかし、それ以外だと、学費を稼ぐ手段がないため、また、親からの仕送りもない場合には、養成所に所属している最中は貧乏な生活を覚悟して入所するしかありません。

シグマセブン声優養成所は、ルックスなどで判断しない完全実力主義の養成所です。

飯塚昭三さんなど、現役バリバリのベテラン声優が講師となって熱心に指導してくださります。

以下のような場合には、シグマセブン声優養成所は有効な選択肢になり得ます。

＜１＞「未経験者だから週３でがっつり勉強したい」
＜２＞「ナレーションを軸に活躍したい」
＜３＞「なるべく厳しい環境で自分を追い詰めながら頑張りたい」