東京アナウンス学院は、1972年に日本初の声優養成機関として設立された専門学校です。
放送声優学科では、現在1学年320人の生徒が声優を目指して切磋琢磨しています。
寺島拓篤さん（うたの☆プリンスさまっ♪：一十木音也役）や新井里美さん（とある魔術の禁書目録：白井黒子役）など、多くの有名声優が東京アナウンス学院を卒業しています。
今回は、声優専門学校の老舗「東京アナウンス学院」についてご紹介します！
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東京アナウンス学院の良い点
まずは、東京アナウンス学院ならではの良い点をご紹介します。
自分の好きなカリキュラムを作ることができる
東京アナウンス学院の放送声優科は、週5日の2年制のみです。他でよくある週1回コースや通信制コースはありません。
その分、9：00～19：40までみっちり授業がおこなわれるので、一から声優について学ぶことができます。
もちろん必須科目はありますが、どんなことを学びたいのか自分でカリキュラムを自由に決められます。
1年次は発声や滑舌など基礎練習がほとんどですが、2年次になるとアテレコ実習も受けられます。
人気声優のイベントや声優事務所主催のワークショップが多い
東京アナウンス学院は、他の専門学校と比べてイベントやワークショップに力を入れている印象があります。
一般でも参加できるのが、有名声優のトークイベントです。歴史がある東京アナウンス学院は、たくさんの有名声優を輩出しています。
その為、定期的に卒業生をゲストに呼ぶことができるのです。
あとは、よくあるオープンスクールや体験入学でしょうか。
学校説明会も頻繁に開催されているので、「行きたかったのに日程が合わなかった…」という心配がありません。
また、大手声優事務所のマネージャーを積極的に招いているようです。
・賢プロダクション
・マウスプロモーション
・81プロデュース
・ぷろだくしょんバオバブ
他にも多くの声優事務所の関係者を招いて、ワークショップやオーディションを開催しています。
事務所の人たちの前で、自分をアピールできる絶好のチャンスが与えられるでは良い点でしょう。
学校法人なので各種学割が効く
東京アナウンス学院は、学校法人東放学園が運営しています。学校法人の許可があるので、各種学割や定期が適用されます。
特に遠方から通う人は、定期が適用されるのは嬉しいですよね。
東京アナウンス学院の惜しい点
実習も多く、費用もそこまで高い印象がない東京アナウンス学院ですが、少々気になる点がありました。
直接事務所に所属している卒業生が少ない
HPで掲載されている卒業生を見たのですが、全員東京アナウンス学院から直で所属しているわけではありません。
卒業後、また別の養成機関で学んで声優になっています。
大手声優事務所のオーディションも、付属養成所の入所オーディションのことです。
もちろん直接所属できた例もあるとは思いますが、話題にならないということは結果が出せていないのでしょう。
東京アナウンス学院は、あくまで声優の基礎を学ぶ為の専門学校で、声優事務所に所属する為の学校ではないようです。
3校舎あるので移動が大変
東京アナウンス学院は、本校舎・新宿研究所・アトリエクマノと３つ校舎があります。
生徒は、３つの校舎を行き来しながら授業を受けなければいけません。同じ新宿内にありますが、わざわざ歩くのが面倒ですよね。
中には別校舎だったせいで、取りたい科目が取れなかった生徒もいます。
初心者で声優の基礎から学びたい人には東京アナウンス学院がおすすめ
今回は、東京アナウンス学院の良い点惜しい点をご紹介しました。教育環境もしっかりしていて、費用もそこまで高くありません（1年次の学費は約138万）。
・「声優になりたいけど全くの未経験だから不安…」
・「まずは声優の基礎を身に付けて養成所で勝負したい」
・「無許可校だと学割が効かないから出費がかかるのは嫌」
このような人には、東京アナウンス学院がおすすめです！
