私は「東京アナウンスアカデミー」に通ったことがあります。
その東京アナウンスアカデミーから学んだ経験から、社会人からでも声優になりたい方に少しでもアドバイスできればと思っております。
この記事の目次（押すとそこへ飛べます）
声優になれなかったけど職業選びと適正について思うこと・・・
仕事を探すにあたって自分の適性に合わせて探すのか、好きなものに挑戦するのかどちらがいいのかは難しい判断です。
私も昔からアニメや漫画が好きで声優を目指したいと思っていました。大学を卒業してからアルバイトをしながら、声優を目指そうと思ったのです。
結果的に私は声優にはなれなかったですが、
世の中の人には、好きな職に適正があると思います。だからこそ、声優として職業がなりたっている人がいるわけですから。
しかし、興味のない職に適正がある人もまた多いです。声優には興味がなくて、俳優などになりたかったのに声優をやっている方も結構います。
なので、いろいろなものに挑戦することは無駄ではないと私は思っています。
「 合わないと思ったもののやっていたらそうでもなかった」
「合うと思っていたのに無理だった」
そういうことはよくあります。
よく考えて行動し、行動しても考え続けることをやめてはいけません。
私は声優になれなかった今でもそう思っています。
私も声優に憧れて・・・
声優はキャラクターに命を吹き込むと言っても過言ではない重要な存在です。
作者の中にはキャラクターが勝手にストーリーを展開していくと言う人もいますが、それは作者対キャラクター、いわば一対一の関係です。
声優と言う存在が入ることで、キャラクターは万人に通じる存在、一対多の関係になります。
そんな声優に憧れて私も東京アナウンスアカデミーに入りました。
入学してみて思いましたが、
同じ表情でも、演技次第でいろいろな感情を持たせることができる声優は、声だけでなく命を吹き込んでいると言えます。
そんな声優に憧れる人は少なくないです。
しかし、声優になるのは狭き門です。
現に、私もアカデミーに通って数年声優になりたいと頑張ったにも関わらず声優になれなかったです。
声優になるための方法
声優になりたい、けどその方法がわからない、そんな人も多くいらっしゃると思います。
わかりやすいのは事務所に所属することです。
もっというと、そのためにその事務所の養成所に入ることです。
しかし、その養成所に入るのはかなり敷居が高く難しいでしょう。
だから、できれば専門学校に通うことを勧めたいと思います。
ちなみに私が通ったことのある東京アナウンスアカデミーでは、カリキュラムを終えると各事務所の養成所に入る為のオーディションを受けることができます。
それでも入るのは難しいことを覚悟してください。
事前学習をしておく
声優の専門学校に行くのだから、学校で１から学べばいいというものではありません。
やはり事前準備はしておいたほうがいいです。
これは私も酷く痛感しました。
声優になるためには、などのハウツー本を買って読んでおくことくらいはしておくべきです。
私はハウツー本なども5冊購入して入学してみて微妙な結果だと思ってしまいました。
学校選び
さて、では学校はどこがいいのかですが、それはここがいいと言うものはありません。
自分の求めるものと相談して決めます。
例えば講師陣、自分の好きな人がいる、憧れる人尊敬する人がいる等です。
他にも目指す事務所のオーディションがあるのか、立地の問題はどうか通えるのか近くで部屋は借りられるのか等、今の自分の状況と相談して決めます。
授業では、発生方法や感情の込め方人との掛け合いなどを学んでいきます。
それらは当然として他にも、音楽、歌や踊り、演劇等も学びます。
そうすることによって演技に幅が増えるからです。
他の理由に最近の声優は露出が増えたこともあります。
多方面での活躍が増え学ぶことも増えたので、入学する前に体験入学をしてください。
諦めないこと
授業内容には自分が苦手としてきたことがあるかもしれません。
しかし、苦手でもやることに意味はあります。
確実に経験値は溜まっていきます。
専門学校に行けば養成所に入れるというほど甘いものではありませんが、それでも直に養成所に行くよりはやはり実力は付きます。
それに、もし声優になれなくても発声練習や演技の練習は実生活でも役に立ちます。
発声練習は活舌を良くするため、接客のお仕事をする時に役立ちます。現に私は今、接客業をしていますが、東京アナウンスアカデミーで学んだ発声練習は今でもやってよかったなと思えています。
声優を目指して失敗したからと言ってすべてが無駄になるわけではありません。
だからこそ、今は全力で声優を目指してみて欲しいと失敗した私は思っています。
