むさしのボイス&アクターズ塾(旧・むさしの声優学院)は、俳優・中田浩二さんが塾長として運営する俳優・声優のワークショップです。
東京・吉祥寺にスタジオがあり、毎週日曜日に開催されています。
むさしのボイス&アクターズ塾は、一体どんな学校なのでしょうか?良い点や惜しい点をご紹介していきます!
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むさしのボイス&アクターズ塾の良い点
むさしのボイス&アクターズ塾は、養成所ではなくワークショップです。
個人塾だからこその利点がたくさん見つかりました。
週1回4時間で月額20000円の低価格な費用
むさしのボイス&アクターズ塾は、リーズナブルな料金で受講することができます。
週1回コースの場合は、以下の料金(費用)となります。
・月謝…20000円
・舞台実習費…42000円(分割可)
毎週日曜日に12時~17時で開講されます。1回5000円で4時間レッスンが受けられる計算になります。
養成所だと、週1回2~3時間で月額3万越えが普通なので、お財布に優しい価格と言えるでしょう。
気になるのが、舞台実習費42000円。むさしのボイス&アクターズ塾は、実習として定期的に舞台発表をおこなっています。
舞台実習は必須科目となっているので、「舞台実習は参加しなくていいからお金を払いたくない!」ということはできません。
分割支払いも可能とのことなので、支払い方法については問い合わせてみるのが良いでしょう。
全7回の短期アテレココースも開催
春・秋の年2回で、アテレコ・ナレーションコースも開催されます。全7回で毎週日曜日12時~14時におこないます。
こちらも中田浩二さんが直接指導されます。劇団のマネージャーも講師として関わるようですので、充実した内容になりそうですね。
料金は全7回で17000円です。1回2400円の計算になるので、こちらもリーズナブルな値段といえるでしょう。
その為、他の声優養成所と平行して通っている人も多いです。
代表は超ベテランの劇団を持つ現役の俳優
代表を務める中田浩二さんは、「暴れん堂将軍」「必殺仕事人」「水戸黄門」シリーズで悪役を演じるベテラン俳優です。
そのキャリアはなんと30年以上!
声優としては、「エースをねらえ!」の宗形コーチ役、「サンダーバード」のサンダーバード1号・スコット役などを担当されています。
また「劇団櫂」も主宰しているので、俳優として今も精力的に活動されています。
そんな凄い人に直接指導してもらえるのは、役者を志す人なら誰しも受けてみたいと思いますよね。
舞台やアテレコ実習が豊富!未経験でも参加可能
むさしのボイス&アクターズ塾の気になるレッスン内容ですが、必須科目は「発声」と「舞台実習」になります。
さらに、「アテレコ」「ダンス」「音楽」「ナレーション」「日本舞踊(花柳流)」の中から選択してレッスンを受けることができます。
舞台・声優に特化しすぎず、色んなジャンルに挑戦できるのは良い点ですね。
また、未経験も入所可能となっています。
俳優系のワークショップの場合、未経験にはなんとなく敷居が高いイメージがありますが、個人のレベルに合わせてレッスン内容も変わります。
その為、未経験者にありがちな「レッスンについていけない」「自分はまず何を頑張れば良いのかわからない」といった心配がありません。
むさしのボイス&アクターズ塾の惜しい点
レッスン内容の充実の割に低価格なのが特徴のむさしのボイス&アクターズ塾。
次に、惜しい点をご紹介します。
養成所ではないので事務所に直結していない
むさしのボイス&アクターズ塾は、養成所ではなくあくまでワークショップです。
声優事務所に直結しておらず、「ここに通えば声優の道が開ける!」というわけではなさそうです。
個人的には、声優事務所の付属養成所と一緒に通うのが1番おすすめです。
声優というより俳優向き
むさしのボイス&アクターズ塾は、TwitterやInstagramで稽古内容を頻繁に更新しています。
内容を見た限り、舞台稽古がメインとなっています。
中田さんが俳優メインで活動されている方なので、舞台中心になるのは当然です。
しかし、声優志望の人にとって物足りない内容になるかもしれません。
「声優テクニックを身に付けたい人」より、「演技が上達したい人」に向いているワークショップになります。
演技が上手くなりたい人はむさしのボイス&アクターズ塾へ
むさしのボイス&アクターズ塾は、舞台・声優両方のスキルが身に付けられます。
4時間もあるので、毎回充実したレッスン内容となります。月謝20000円なので、低コストなのも魅力的。
最終的には以下のような考えを持っているならばむさしのボイスは向いています。
<2>舞台俳優も興味がある
<3>未経験なので「演技」とはどういうものなのか体験したい